ペルセウス座流星群 2014 場所 関西 天気 [天文現象]
昨日の記事で書いたスーパームーンは、この後こちらでは見られずじまいでした…。しかし、今日は少し欠けながらも大きな月が見えたのでよしとしましょう。次の9月9日を楽しみに待ちましょう。
今日は、ロビン・ウィリアムズさんの訃報などニュースが目白押しでしたが、またまた大きな天文現象が今から起こるのでこちらについて書きましょう。
そう、ペルセウス座流星群です。
↓ペルセウス座流星群(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A6%E3%82%B9%E5%BA%A7%E6%B5%81%E6%98%9F%E7%BE%A4
↓ペルセウス座流星群 2014年(国立天文台)
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2014/perseids.html
ペルセウス座流星群は、7月20日ごろから出現が始まり、8月13日に出現のピーク(極大)を迎え、そして8月20日ごろまで続きます。
ペルセウス座流星群は、公転周期133年のスイフト・タットル彗星が放出したチリが地球の大気に衝突することにより起こります。チリが地球にぶつかる速さ(対地速度)は秒速59kmと非常に速いため、明るい流星が多く出現することが特徴です。
2012年に撮影された動画です。薄曇りの中でも、明るい流星が映っているのがはっきりわかります。特に、1分4秒目には非常に明るい流星が出現し、その痕(流星痕)がしばらく残っているのがよく見えます。
では2014年、今日の見頃はいつなのか・・・実は、極大の時間は日本時間の13日朝9時頃だそうです。したがって、日本では本当の意味でのピークは見られず、こちらのサイトから考えるとヨーロッパで極大が見られそうです(現地では13日0時前後になります)。つまり、日本では明け方に近付けば近づくほど流星の出現量が増えるということになります。観測時は眠気と蚊との戦いになりそうです。
では、どこで見えるのか?流星群の出現ポイントの中心(放射点)は、北の空に近いペルセウス座に位置するため、13日0時の時点では北東の空から昇ってきます。目安としては、W字型のカシオペア座のすぐ下になります。
しかし、ここで大きな障害が…。スーパームーンから少しづつ遠ざかっているとはいえ、まだ少し欠け始めたばかりの大きな月の明かりが観測の障害となってしまいます。できれば、月が目に入らないようにするか、月が隠れるようなところで観測するしかありません。
では、観測にちょうどいい場所は?流星は、放射点から遠いところまで飛ぶことが多い(放射点から離れるほど流星は長く飛びます)ので、できれば空気のきれいな開けた場所で、なおかつ街の明かり(つまり光害)がないところ、ということになります。
となると、郊外や高原などが理想ということとなります。こちらのサイトに関東と関西の観測にうってつけな場所が載っていますが、ほとんど郊外か高原が載っています(一部は街明かりが見えますので好みの問題かもしれません)。
しかし、ここまで来たところでさらに決定的な問題が・・・そう、天気です。
Yahooの天気予報によれば、星空が見られそうなのは関西以西(しかも、テレビでは日本海側と言っていました)になりそうです。
見られる可能性がある宮崎からの中継を載せておきます。雑音があるので注意してください。
私のところも薄曇りが続いていますが、月といくつかの星は見えるようになってきました。明るい流星は見られるかもしれません。
皆さん、明日が休みの人はいいですが(私もそうです)、そうでない人は差しさわりが出ない範囲で観測に挑戦しましょう。
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今日は、ロビン・ウィリアムズさんの訃報などニュースが目白押しでしたが、またまた大きな天文現象が今から起こるのでこちらについて書きましょう。
そう、ペルセウス座流星群です。
↓ペルセウス座流星群(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A6%E3%82%B9%E5%BA%A7%E6%B5%81%E6%98%9F%E7%BE%A4
↓ペルセウス座流星群 2014年(国立天文台)
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2014/perseids.html
ペルセウス座流星群は、7月20日ごろから出現が始まり、8月13日に出現のピーク(極大)を迎え、そして8月20日ごろまで続きます。
ペルセウス座流星群は、公転周期133年のスイフト・タットル彗星が放出したチリが地球の大気に衝突することにより起こります。チリが地球にぶつかる速さ(対地速度)は秒速59kmと非常に速いため、明るい流星が多く出現することが特徴です。
2012年に撮影された動画です。薄曇りの中でも、明るい流星が映っているのがはっきりわかります。特に、1分4秒目には非常に明るい流星が出現し、その痕(流星痕)がしばらく残っているのがよく見えます。
では2014年、今日の見頃はいつなのか・・・実は、極大の時間は日本時間の13日朝9時頃だそうです。したがって、日本では本当の意味でのピークは見られず、こちらのサイトから考えるとヨーロッパで極大が見られそうです(現地では13日0時前後になります)。つまり、日本では明け方に近付けば近づくほど流星の出現量が増えるということになります。観測時は眠気と蚊との戦いになりそうです。
では、どこで見えるのか?流星群の出現ポイントの中心(放射点)は、北の空に近いペルセウス座に位置するため、13日0時の時点では北東の空から昇ってきます。目安としては、W字型のカシオペア座のすぐ下になります。
しかし、ここで大きな障害が…。スーパームーンから少しづつ遠ざかっているとはいえ、まだ少し欠け始めたばかりの大きな月の明かりが観測の障害となってしまいます。できれば、月が目に入らないようにするか、月が隠れるようなところで観測するしかありません。
では、観測にちょうどいい場所は?流星は、放射点から遠いところまで飛ぶことが多い(放射点から離れるほど流星は長く飛びます)ので、できれば空気のきれいな開けた場所で、なおかつ街の明かり(つまり光害)がないところ、ということになります。
となると、郊外や高原などが理想ということとなります。こちらのサイトに関東と関西の観測にうってつけな場所が載っていますが、ほとんど郊外か高原が載っています(一部は街明かりが見えますので好みの問題かもしれません)。
しかし、ここまで来たところでさらに決定的な問題が・・・そう、天気です。
Yahooの天気予報によれば、星空が見られそうなのは関西以西(しかも、テレビでは日本海側と言っていました)になりそうです。
見られる可能性がある宮崎からの中継を載せておきます。雑音があるので注意してください。
私のところも薄曇りが続いていますが、月といくつかの星は見えるようになってきました。明るい流星は見られるかもしれません。
皆さん、明日が休みの人はいいですが(私もそうです)、そうでない人は差しさわりが出ない範囲で観測に挑戦しましょう。
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