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ジョニー・ウィンター 訃報 2014年 来日 [訃報]

すいません・・・。頑張ります。

音楽界にまた訃報がもたらされました。

↓ジョニー・ウィンター死去(amass)
http://amass.jp/42814

アメリカのブルース歌手でギタリストのジョニー・ウィンターさんが16日にスイスのチューリヒで亡くなられたそうです。70歳でした。

ウィンターさんの2年前のインタビュー映像です。




↓ジョニー・ウィンター(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC

ウィンターさんは1944年にテキサスで生まれましたが、生まれつき全身のメラニン色素が欠落しているアルビノという障害を抱えていました。彼の肌がとても白く、髪の毛が薄い黄色なのはそのためです。ちなみに、2歳年下の弟・エドガーさんも同じアルビノで、こちらはキーボーディストとして活動しています。

エドガーさんのインタビュー動画です。


↓アルビノ(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%8E

全身を紫外線から守るメラニン色素がないため、アルビノの人は日光を避けなければなりません。さもなければ日焼けを通り越して皮膚がんになるリスクが大きいのです。また、視力障害も多く併発します。

テキサスの太陽の下では生きていけないジョニーさんは音楽、特にブルースに興味をもつようになり、始めはクラリネットを始めますが歯並びの問題から断念。ギターに転じて腕を上げていき、62年に兄弟でバンドを結成しデビュー。そして、1969年に大手レコード会社のCBSと推定数十万ドルで契約を結び、「100万ドルのギタリスト」と呼ばれるまでになります。リリースしたアルバムはヒットを重ねます。しかし、1960年代後半から他の有名アーティスト同様にドラッグに蝕まれて活動が停滞していきます。ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンらがドラッグで命を落としていく中、1973年にジョニーさんはアルバム「スティル・アライヴ・アンド・ウェル」をリリース。「俺は生きてるぜ、元気だ」という意味のタイトル曲にもある通り、復活をアピールしてみせました。

タイトル曲のリンクだけ載せておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=mb2frZOA1Fw

その後はロック色中心から次第にブルース色を強めていきますが、1990年代から次第に体調が悪化。視力も低下したといわれ、10年以上ライブ活動ができない状態が続きます。その後は2004年、2011年にアルバムをリリースし、11年にはついに初の来日公演を果たし、翌12年にも来日。そして今年2014年も名古屋、大阪、広島、東京でライブを行ったばかりでした。

アルビノの人は虚弱体質が多いといわれている中、70歳までよく生きてこられたものだと思います。それだけ体調管理には十分すぎるくらい気を使っていたのでしょう(上記の動画でも、カーテンを閉めた部屋の中でインタビューを行っていました)。

本当に御苦労さまでした、という他はありません。今はジョニーさんの冥福を祈りましょう。


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