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豚レバー 生食 禁止 罰則 [料理]

ネット上のワールドカップの波を、なすすべなくずっと見ていました。今日は日本代表は残念でしたが、何とか第3戦のコロンビア戦につなげることができました。何とか書けそうなので今日も書きます。

一部の肉好きの方には残念なお知らせとなるのでしょうか。

↓牛レバーの代わりに提供…豚レバーの生食禁止へ(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00050122-yom-soci

厚生労働省は20日、飲食店などで豚の肉と内臓を生食用で提供・販売することを禁止する方針を決めた


ニュースの動画をどうぞ。



2011年に発生した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」での食中毒事件を受けて、牛のレバーの生食は食品衛生法により厳しい基準を科されました。その後O-157などに代表される病原性大腸菌などを生のまま排除する有効な手段が見つからなかったことから2012年7月から完全に生食は禁止されました。

しかし、どうしても生のレバーが食べたいという需要が一部には根強くあり、こっそり牛レバーを生で出した店がたびたび摘発される事態が起きていました。そんな中、牛の代わりに豚、鶏、馬などのレバーを出す店が増えつつありました。これが今回問題となったわけです。

ではなぜ豚のレバーは生で食べてはいけないのでしょうか?それは、やはり病原体が見つかっているからです。

代表的なものとしては、

カンピロバクター
E型肝炎ウイルス
サルモネラ菌
旋毛虫などの寄生虫

などが挙げられます。鶏や馬のレバーも、カンピロバクターなどの病原菌が見つかる場合があります。

E型肝炎はごくまれに劇症肝炎を起こして死亡する例もあります。カンピロバクター、サルモネラ菌は腹痛、下痢、嘔吐など典型的な食中毒の症状を引き起こします。

↓豚レバーの生食はやめましょう(東京都世田谷区HP)
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/105/146/628/d00126719.html

豚肉自体は従来生食が禁止されていた(日本で売られている豚肉はすべて加熱用です!)のに、なぜレバーは食べてもいいと思ったのでしょうか?今回の規制が食品衛生法に適用されると、2年以下の懲役か200万円以下の罰金の刑事罰が科されることになります。

生のレバーがどうしても食べたい人にはこんにゃくなどで作った代替食品を買うという選択肢もあります(レバーはほとんど食べたことがないので一概に比較はできませんが、一度買って食べてみたところ、普通にいけると思いました)。




生のレバーは食中毒のリスクを取ってまで食べなければならないのでしょうか?レバー好きの人は一度よく考えてみるべきだと思います。


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