北斗星 カシオペア 北海道新幹線 廃止

今日も暑い一日となりそうです。熱中症などには気をつけましょう。

昨日の記事でも書きましたが、寝台列車廃止の動きが加速しそうです。

↓北斗星・カシオペアも消える?　北海道新幹線の開業で（朝日新聞デジタル）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140529-00000003-asahi-soci

昨日紹介したトワイライトエクスプレスに次いで長距離を運行する北斗星とカシオペア（共に上野駅ー札幌駅間）も、廃止される模様です。

なぜ廃止となるのでしょうか?

それは、北海道新幹線が2016年3月に開業するためです。



主な理由としては、

2016年春に北海道新幹線の新青森―新函館（仮称）が開通すると、北海道と本州を結ぶ青函トンネルの電圧が2万ボルトから2万5千ボルトに上がる。これまで寝台列車を引っ張ってきた機関車は、使えなくなる

事が挙げられています。

さらに、製造費が新幹線よりも高額なこと、北海道新幹線が開業すると保守管理に時間が割かれることも、廃止の理由として挙げられています。JR北海道の一連の不祥事のことを考えると、現在の保守点検で手いっぱいなのかもしれません。

しかし、効率優先でいいのか、旅の風情まで犠牲にしていいのか、という声も見られます。鉄道ファンとして知られる石破茂・自民党幹事長はブルートレイン廃止に反対しています。

↓「ブルートレイン廃止」は時代の流れか　鉄道ファンの石破幹事長が異議あり（産経デジタル）
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140103/ecn14010310290001-n1.html

夜行列車には皆、旅行の思い出があるはずで、単なる移動手段ではない。問答無用で廃止するのは温かみに欠ける

保守点検を確実に行って不安を払拭することは重要ですし、財政状態を改善するのは当然です。しかし、乗客の利便性がなおざりになってしまえば、客足は遠のいてしまいます。

JR北海道側の今後の対応に要注意です。

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