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ワタミ 過労死 女性 赤字 [国内情勢]

昨日、今日はゴールデンウィークの影響で忙しく、疲れがたまってしまい書けませんでした。なので、今書いています。

そんな中、酷い職場環境だと話題のあの企業が大変なことになっています。

↓ブラック企業と陰口叩かれるワタミがレッド企業に転落(市況かぶ全力2階建)
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65784550.html

↓ワタミ、12億の黒字から50億の赤字に転落。収益性が低下した国内店舗などの減損損失を計上(NAVERまとめ)
http://matome.naver.jp/odai/2132999288988739001

居酒屋「和民」などの外食産業に始まり、現在は介護事業にまで手を広げるワタミ株式会社が、今年3月度の業績見通しにおいて、12億円の黒字予想から一転して49億円もの上場以来初の赤字を計上し、その上繰延税金資産を取り崩す事態にまで至っていたことが判明しました。

↓業績予想の修正及び特別損失の計上並びに繰延税金資産の取り崩しに関するお知らせ(ワタミ株式会社)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120140502052251.pdf

外食産業全体が深刻な人材不足に陥っていること、介護事業の実績が伸び悩んでいること、採算性が悪い店舗を閉店したことなどが影響したようです。

ワタミといえば、2008年に入社した当時26歳の女性がわずか2カ月で休日を含む過酷な長時間労働によりすっかり消耗した末に飛び降り自殺し、過労死だと認定された事件が記憶に新しいです。女性の両親は現在、ワタミ及び当時の会長・渡邉美樹衆議院議員らを相手に損害賠償を起こしています。

↓ワタミ過労死事件、遺族が渡邉元会長らを提訴~会社側「会社に責任ないが、金は払う」と主張- Business Journal
http://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_20140115_47841



しかし、ワタミ側は女性の過労死に対する責任を一切認めず、
365日、24時間死ぬまで働け。できないって言わない
などという渡邉氏の語録なども相まって両親は態度を硬化。渡邉氏がワタミ会長を辞任し、自民党から昨年の衆議院選挙に立候補した時には両親が自民党本部まで行って抗議したことも話題となりました。



結局、渡辺氏は当選し、現在に至ります。

渡邉氏は議員の椅子を得たことで、自身の思想を今後の政府の政策に取り入れる権限を手にしました。しかし、その一方で、テレビやネットで会社の運営姿勢や自身の言動が逐一取り上げられたことで、ワタミという会社自体のネームバリューを大きく棄損してしまったのではないでしょうか。
事実ネット上では、今もワタミへの反感が多く見られます。これが売り上げの低下に少なからず影響したのではないか、とつい考えてしまいます。

もし渡邉氏自身が、ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正会長のように「ブラック企業」という批判に誠実に反論してさえいれば、このような反感は避けられたはずなのです。

↓ワタミ、なぜブラック批判の矢面?批判弱まるユニクロとの明暗分けた、情報開示の姿勢(ビジネスジャーナル ビジネスジャーナル)
http://news.livedoor.com/article/detail/8443506/

今からでも遅くはありません。渡邉氏には、女性の両親と誠実に向き合うことが必要だと思います。


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