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群発地震 岐阜県 大地震 震度3 [自然災害]

今日5月3日は憲法記念日でした。改憲派、護憲派の論争がかまびすしい近年ですが、忌憚なく論争が進むよう望みます。

そんな中、テレビではある地方のニュース速報が頻発しています。

↓岐阜・長野県境を震源とする地震が相次ぐ(3日16時現在)ーレスキューナウニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140503-00000003-rescuenow-soci

3日10:00以降、岐阜県飛騨地方(高山市奥飛騨)と長野県西部(松本市安曇地区)の県境付近を震源とする地震が相次いでいます(上記記事より)


震度3のものだけでも、15:27(M4.5)、11:33(M3.2)、11:23(M3.4)、11:20(M3.6)、10:45(M3.4)、10:08(M3.4)、10:02(M4.3)と頻発しており、震度2は6回、震度1は12回観測されています。今のところ、被害などは報告されていません。

16時に入ってからも、震度1から2ではありますが2回ニュース速報が入ってきていました。

これは一体何を意味するのか?

震源地付近には焼岳という火山があるため、火山性地震の可能性がネット上でも見られました。しかし、岐阜地方気象台によると、焼岳に大きな変化は観測されていないとのことで、現時点では火山活動との関係はないとされています。

実は、震源地付近の飛騨山脈中北部では、顕著な群発地震が1990年、93~94年、98年8~9月、2011年2月にも発生しており、地殻変動が活発な一帯のようです。

日本の群発地震といえば、現在の長野市の松代群発地震(1965年-1970年)、火山活動による伊東市沖の群発地震(1989年)などが有名です。松代群発地震の原因は地下の溶岩もしくは地下水が移動したためと考えられています。



5年前の伊豆半島沖の群発地震の動画です。こちらは、地下のマグマの影響だと考えられています。



では、今回の地震はどうでしょうか?

↓ 岐阜県の地震活動の特徴(地震調査研究推進本部)
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/chubu/p21_gifu.htm

岐阜県に被害を及ぼす地震は、主に陸域の浅い場所で発生する地震と、相模、駿河、南海トラフ沿いで発生する海溝型巨大地震です


前者は、まさに今回の地震の震源地に合致します。上記のリンクを見ると、いたるところに断層が見られ、震源地一帯は複雑な地殻変動が続いていることがよくわかります。

ここ数日アクセスが集中している1月21日の記事3月9日の記事は海溝型巨大地震に伴う予兆ではないかといわれます。しかし、今回のような内陸型の地震は、阪神淡路大震災を見てもわかるように、予知や予報の方法はまだ道半ば、というところです。

これまでの記事でも言っていますが、地震については意識しながら冷静に行動するように心がけた方がいいと思います。


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