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カラシニコフ AK-47 死去 閉鎖都市 ソ連 [海外情報]

今日はいよいよクリスマスイブ。私の住んでいるところでは…晴れのようです。

そんな中で、また訃報が入ってきました。

↓カラシニコフ氏が死去 自動小銃「AK47」を開発(朝日新聞デジタル)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00000002-asahi-soci



ロシアの銃器設計者、ミハイル・カラシニコフ氏がロシア・ウドムルト共和国イジェフスク市で死去しました。94歳でした。

↓ミハイル・カラシニコフ(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%95

1919年生まれのカラシニコフ氏は、独ソ戦が始まった後戦車車長として従軍し、負傷したことから銃器開発の道を志します。拳銃で有名なフョードル・トカレフに認められて1947年に開発したのが自動小銃「AK-47」です。

↓AK-47(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/AK-47



1949年に赤軍により正式に採用されたAK-47は、改良型やコピーが多数作られ、世界各地の内戦や紛争でも用いられたことから「小さな大量殺戮兵器」とまで呼ばれました。カラシニコフ氏自身もこの事については心を痛めていたようです。

なお、彼が住んでいたイジェフスク市は、ソ連時代には一大兵器産業都市として、外部の立ち入りを禁じた閉鎖都市として機能していました。

↓イジェフスク(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AF

晩年には、ウォッカや時計のブランドを立ち上げるなど、精力的に活動していました。AK-47が世界中に広がってしまったことについて聞かれた氏は、AK-47を開発したのは国を守るためであって、今のような事態は遺憾だ、と述べています。NRAの受け売りではありませんが、結局人が人を殺すのであって、銃はその手段にすぎません。

今は、カラシニコフ氏の冥福を祈りましょう。そして、せめて今日だけでも世界が平和でありますように。
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ツ 顔文字 中東 ロシア 英語圏 [海外情報]

昨日は一日中仕事が長引いてしまいました。寝る前に何とか書いておきます。

日本語の文字が、海外の意外なところで流行っているそうで、ネットでは驚きをもって迎えられています。

↓添付されている画像をご覧ください。
https://twitter.com/6um/status/413613459918430210

なんと、エジプトやサウジアラビアなどの中東地域のツイッターで、カタカナの「ツ」が顔文字として用いられています。正確には、「 ̄\_(ツ)_/ ̄ 」のように表現されており、確かによく見ると両手を挙げながら片方の口角を上げて笑っている人のように見えてきます。ネット上の反応を見ると、このような表現は英語圏でも見られるらしいです。

顔文字というと、日本などのアジア圏と欧米では向き及び見方、表情の表現方法などに違いが見られます。

↓顔文字(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A1%94%E6%96%87%E5%AD%97



笑顔を例にとると、日本の絵文字では「(^_^)」などのように正面から表わされるのに対して、欧米では「:-)」のように横向きに表わされており、日本では目で感情を表すのに対して、欧米では口で表情を表しています。Wikipediaによれば、この傾向は、それぞれの国民の表情の表わし方を表しているのだそうです。ただし、近年では欧米でも日本のように正面から見る絵文字が見られるようになっているとのことです。

なお、今回の「ツ」は日本と同じく表面から見るものですが、ロシアなどでも同じように用いられているとのことです。海外のパソコンで日本語のフォントが入っているものは多くなさそうですが、フォントをダウンロードしたりしているのでしょうか?

変わった形で日本語の文字が世界の流行になっているという面白い例でした。
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ワイルド・スピード ポール・ウォーカー 引退 弟 娘 [海外情報]

12月1日の記事(http://ds-sansei-news.blog.so-net.ne.jp/2013-12-01)で書いた、ポール・ウォーカーさんについての続報が入ってきたのでまとめておきます。

↓交通事故死のポール・ウォーカー、今年限りで役者を引退する予定だった(MovieWalker、12月9日)
http://news.walkerplus.com/article/43036/

結局、「ワイルド・スピード」の第7弾を最後に引退して娘さんと一緒に暮らすつもりだったようです。本人にとっても、娘さんにとってもこのような形での人生の最後は不本意だったことでしょう…。

↓『ワイルドスピード7』、交通事故死のポール・ウォーカーの代役に弟が大抜擢(Movie Walker、12月16日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131216-00000008-mvwalk-movi

なんと、スタントマンの経験がある弟さんが代役となる方針のようです。さすがに顔だけはCGで差し替えるようですが(『スターウォーズ』でのクリストファー・リーさんの例があります)、今はまだ時期が時期なので、慎重に話を進めていただきたいものです。

最後に、葬儀の映像を載せておきます。



改めて、ポール・ウォーカーさんの御冥福をお祈りいたします。
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ウルグアイ マリファナ 合法 成立 ムヒカ [海外情報]

今日は比較的穏やかな日です。日本はなんだかんだ言われながらも安全な国といわれていますが、こんなニュースはどうでしょうか。

↓南米ウルグアイで大麻合法化、生産・販売の許可は世界初(ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131211-00000047-reut-s_ame

↓世界初、大麻栽培を合法化 ウルグアイ、犯罪抑制目的で購入も(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131211/amr13121111160007-n1.htm

ウルグアイの上院に提出されていた、マリファナの栽培・使用を認める世界初の法案が賛成多数で成立しました。この法案は8月31日にすでに下院を通過しており、120日以内に成立する見通し。ただし条件があり、大麻を購入・使用できるのは18歳以上で、量は月に40グラムまで薬局で買えるそうです。栽培は年6本(480グラム)までなので、大規模栽培は不可能です。いずれにしても、使用するには薬局への登録が必要なので、好き勝手に買えるわけではありません。有名なオランダでも、栽培、製造、販売及び購入量が厳しく規制されています。

本法案の推進役であるホセ・ムヒカ大統領は、近年中南米で深刻化している麻薬組織との「麻薬戦争」を終わらせるためにはマリファナを合法化して値段を安くし、麻薬組織のうまみをなくすしかない、という考えのようです。確かに、特にメキシコの麻薬戦争による被害は深刻で、検索するととても直視できないような画像などがヒットしてしまいます。日本の約46%の面積しかなく、人口に至っては2.6パーセントしかないウルグアイと日本とでは状況が異なりますが、厳しく禁止するよりは条件をつけた方が「よりまし」、ということなのでしょう。

世界各地では大麻を嗜好品としてのほかに、医療用の用途での解禁を求める声があり、現にアメリカでは一部認められています。しかし、連邦法との兼ね合いが問題となっています。



↓医療大麻(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%A4%A7%E9%BA%BB

難しい問題ではありますが、大麻以外に効くものがない、という効果が立証されるならば、モルヒネなどと同様に厳しい管理のもとで使用を認めるべきではないでしょうか。

このように、いろいろ考えさせられる報道でした。
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死海 低下 観光 世界一 低地 [海外情報]

みなさん、爆弾低気圧は通り過ぎましたが、大丈夫だったでしょうか。こちらは幸い、仕事に行く前に雨が通り過ぎていきました。

雨水で思い出しましたが、世界一の湖が危機に瀕しているそうです。

↓紅海から死海にパイプライン=水位低下防止、水供給で協力(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013121000171

世界一の低地にある、ヨルダンとイスラエルにまたがる湖の死海が消滅の危機に瀕しています。

↓死海(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E6%B5%B7

死海は断層で生じた湖で、低さは海抜マイナス418メートル。砂漠に位置するため、唯一流れ込むヨルダン川の水量よりも、太陽熱による乾燥の速度が速いために海水(約3%)よりも濃い約30%もの塩分濃度があります。そのため、カナズチの人でも浮いてしまう程で、観光の人気スポットです。ただし、入ったらすぐに上がってシャワーを浴びないと、塩が肌に沁みて痛みます。肌の弱い人にはお勧めできません。



そんな死海ですが、今では湖水から臭素やカリウムを回収したり、泥が美容に良いとされて人気です。しかし、湖水の汲み上げが多すぎること、ヨルダン川の灌漑事業による流入量低下などが原因で、死海の水位が低下し、このままでは二分される恐れが出てきました。これは、アラル海やチャド湖でもすでに問題となっています。

そこで、イスラエル、ヨルダン、そしてパレスチナ自治政府が合同で、世界銀行からの融資の元で紅海の水を淡水化して死海へ流す計画が決まりました。対立関係にある三者が、ここへ来て一致団結したのは誠に喜ばしいことです。

今回の計画が、環境へ配慮しつつ実施される事を切に望みます。
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ネルソン・マンデラ 死去 アパルトヘイト モーガン・フリーマン インビクタス [海外情報]

皆さん、おはようございます。

朝になって、大きなニュースが入ってきました。

↓マンデラ氏死去、95歳=アパルトヘイト撤廃に尽力―ノーベル平和賞・南ア(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131206-00000015-jij-m_est

南アフリカ共和国元大統領のネルソン・マンデラ氏が12月5日夜に逝去したとのことです。享年95、波乱万丈の人生の末に、家族に看取られての穏やかな最期でした。

氏と同様に初の黒人大統領となったバラク・オバマ・アメリカ大統領もコメントを寄せています。

↓勇気ある人物失う=米大統領が追悼(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131206-00000018-jij-n_ame

↓ネルソン・マンデラ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A9



マンデラ氏は大学在学中の1944年にアフリカ民族会議(ANC)に入党。弁護士となった後、当時の白人が中心となって統治していた南アフリカのアパルトヘイト(白人以外の人種の人権を制限する人種隔離政策)撤廃を目指して武力闘争を開始。1962年に逮捕されて64年に終身刑の判決を受け、沖合のロベン島(今は負の世界遺産となっています)にある刑務所に収監されること27年。1990年にようやく釈放されて当時のフレデリック・デクラーク大統領と共にアパルトヘイトの撤廃を推し進めて1993年に共にノーベル平和賞を受賞。翌1994年にANCが選挙に勝利して黒人初の大統領に就任。あれほど白人に酷い目にあわされたにもかかわらず、寛容の精神を持って民族和解に尽力しました。1999年に副大統領のターボ・ムベキに大統領職を譲り、同年の選挙を最後に政界を引退。今年になって体調不良がたびたび報じられ、年齢のこともありもしや、と思っていたさなかでの訃報でした。

彼の人生については、2009年のクリント・イーストウッド監督のアメリカ映画『インビクタス/負けざる者たち』で描かれています。モーガン・フリーマンがマンデラ氏を演じ、大統領就任後に白人の政治関係者を説得し、当時ほとんど黒人選手がいなかったラグビーを民族和解の象徴にしようと尽力するというストーリーです。

↓インビクタス/負けざる者たち(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%B9/%E8%B2%A0%E3%81%91%E3%81%96%E3%82%8B%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1

インビクタス/負けざる者たちの予告編です。


改めて、マンデラ氏の懐の広さを思わずにはいられません。白人を迫害しているジンバブエのロバート・ムガベ大統領とは全く比べ物になりませんね。

改めて、マンデラ氏の御冥福をお祈りいたします。

・追記
モーガン・フリーマン氏が追悼のコメントを述べました。

↓モーガン・フリーマン、マンデラ氏を追悼…『インビクタス/負けざる者たち』でマンデラ氏役(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0058731

「マディバはもうわたしたちと共にはいませんが、彼の旅はわたしたちと共に続くのです」ーまさにその通り、彼が伝えた忍耐と寛容の精神は私たちの心に生き続けるでしょう。
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ポール・ウォーカー 交通事故 訃報 カリフォルニア 11月30日 [海外情報]

昨日の記事で書いたように、本日12月1日から改正道路交通法が施行され、自転車の逆走と、ブレーキのない自転車の使用が禁止されました。



今日は映画の日でもありますが、そんな最中に思いがけない訃報が入ってきました。

↓'Fast & Furious' star Paul Walker dies in car accident(CNN)・・・英語
http://edition.cnn.com/2013/11/30/showbiz/actor-paul-walker-dies/

映画「ワイルド・スピード(原題:"The Fast and The Furious")」の主役ブライアン・オコナー役で知られる俳優、ポール・ウォーカーさんが映画の内容さながらに交通事故で急死しました。上のサイトによれば、昨日11月30日に南カリフォルニア・サンタクラリタで友人の赤いポルシェに乗っていたところ、道路からそれて木や街路灯に衝突し、車は爆発炎上して二人とも現場で死亡が確認されたそうです。上記サイトに事故時の画像があります。享年40、まだこれから、という時の突然の死でした。

ウォーカーさんは大の車好きとしても知られ、「ワイルドスピードX2」で乗っていた日産・スカイラインGT-Rを自ら所有していました。

↓ウォーカーさんが来日してGT-Rに試乗した時の映像です。



2001年の「ワイルド・スピード」以降もコンスタントに同シリーズに出演し続け、今年制作中だった「ワイルド・スピード EURO MISSION」が遺作となってしまいました。

事故原因などはまだ不明ですが、今はウォーカーさんの御冥福をお祈りしたいと思います。あと、改めて皆様安全運転を心がけてください。
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