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殺人ダニ SFTSウイルス 症状 治療法 動画 [健康]

今日も暖かな日でしたが、週末には雨になるようです。

日本では、今一つの病気が話題となっています。

↓21人が死亡…日本全国に広がる“殺人ダニ”に注意(テレビ朝日系(ANN))
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140225-00000027-ann-soci

動画はこちらです。



通常は野山に生息するマダニが媒介する新種の病気が、日本や中国で猛威をふるっているそうです。この病気は重症熱性血小板減少症候群(SFTS)といい、病原体は「重症熱性血小板減少症候群ウイルス」(SFTSウイルス)といいます。

↓重症熱性血小板減少症候群(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E7%97%87%E7%86%B1%E6%80%A7%E8%A1%80%E5%B0%8F%E6%9D%BF%E6%B8%9B%E5%B0%91%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

↓重症熱性血小板減少症候群ウイルス(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E7%97%87%E7%86%B1%E6%80%A7%E8%A1%80%E5%B0%8F%E6%9D%BF%E6%B8%9B%E5%B0%91%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

このSFTSウイルスを保有するマダニに咬まれると、6-14日の潜伏期間を経て発熱や消化器症状(吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、下血など)が出て、最悪の場合死に至ります。致死率は10-30%程度とされますが、日本では2月25日現在、53人中21人が死亡しており、死亡率は約39.6%にも達します。 新種の病気であるため、現時点では有効な治療法は確立されていません

この病気はこれまでは記録になく、中国で2007年ごろから発生し始めて2010年になって正式に報告されました。日本では2013年から報告されるようになり、上記のように死者が続出しているわけです。しかし、日中でSFTSウイルスの遺伝子を解析したところ、ほぼ同じではあるものの細かい部分が異なることから、中国から日本に伝播したのではなくもともと日本に存在していたと考えられており、これまではライム病やツツガムシ病などといったダニが媒介する病気にまぎれていただけだと思われます。中国での発生を受けて調べたら、新種のウイルスだったというわけです。現に、今日の報道でもほぼ日本中にウイルスを持ったマダニが存在することが判明しています。

田村厚生労働大臣も呼びかけていますが、野山を出歩くときは、肌の露出を避けて虫よけスプレーなどの対策をとってください。もしマダニに刺されたら、下手にいじらずに病院に行きましょう。


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