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春分の日 祝日 祭日 春季皇霊祭 [今日は何の日]

今日は昨日とはうって変わって晴れではあるものの、低気圧の影響で寒い風が吹いています。そんな今日、3月21日は春分の日です。

↓春分の日(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E5%88%86%E3%81%AE%E6%97%A5

実は、春分の日は祝日法では『春分日』とのみ書かれており、何月何日とは書いてありません。これは一体どう結うことでしょうか?

実は、『春分』とは天文学上、昼と夜とが同じになる日を指しますが、大気の影響、地球の大きさ分の時間のずれ(視差)などにより年ごとに変動しています

そこで、国立天文台が天体観測を元にして『暦象年表』という小冊子を作成し、この冊子に基づいて閣議において春分の日が決定されます。そして、決定する日の前年2月第1平日付の官報で暦要項として『春分の日はこの日である』と公告されます。この決定法は、『春分』と同じく昼と夜が同じ長さになる『秋分』に基づく『秋分の日』も同様です。

昨年2013年の春分の日は3月20日でした。



明治から戦後までの明治憲法の時代、春分の日は「祭日」、つまり皇室の行事を行う日でした。この日には、皇室の祖先の霊を祭る『春季皇霊祭』が行われていました(秋分の日は『秋季皇霊祭』です)。

戦後の1947年にこれらは『国民の祝日に関する法律』により皇室色が除去され、春分及び秋分の日となって今に至ります。

今日を祝日として楽しむばかりでなく、このような歴史を知っておくのもまた大事だと思います。


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